担当者 LifeVantage

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とりとめなく思考する心に20分間ひとりで向き合う時間を持つことから生まれる、穏やかで心安らかな人生を送るための対処法-それが瞑想です。

「瞑想」の力

とりとめなく思考する心に20分間ひとりで向き合う時間を持つことから生まれる、
穏やかで心安らかな人生

1分間時間をとって、その日1日を振り返ってみましょう。例えばあなたが30~50代の子持ちの女性なら、おそらくあなたの1日はこんな感じではないでしょうか ―― 多くの方と同様、朝、目を覚ますと携帯電話に手を伸ばす。子どもに支度をさせて学校へ送り出す合間に、時間があれば急いで簡単な朝食を口にする。そして、職場に向かうものの、通勤は決して楽しい時間ではない。しかも、これはほんの一日の始まり・・。自宅を出た瞬間からベッドに入る時まで、メールやメッセージ、SNS、子供が通う学校のPTA連絡などがひっきりなしに届いて、コーヒーを何杯も飲まなければついていけない ――。

世界は目まぐるしい速度で動いています。それは必ずしも悪いことではありません。しかし人間の脳は、日々休むことなくフル回転するようにはできていません。そのため、1日が終わるころには疲弊し頭が真っ白になってしまうだけではなく、健康にも悪影響を及ぼします。事実、うつ病や不安神経症の罹患率は、生活の中に常にノイズがあるような状態から抜け出せない状況と密接に関連しています。

しかし、そんな現代生活の救世主と呼べるものがあります。薬もお金もかからない対処法です。

それが瞑想です。

もし瞑想を、何もない自然の中でただ10日間過ごすようなニューエイジの何かだと思っていらっしゃるなら、それは違います。瞑想は、毎日わずか10~20分をかけるだけで人生を変えられるものなのです。

静寂に身を置いて瞑想することに対して、初めは奇妙で落ち着かないと感じる方も多くいらっしゃいます。実は、人間の脳は常に回転するようにできており、思考にブレーキをかけようとすることに抵抗しがちなのです。しかし、これこそが瞑想の本質です。1日に数分間自分の心と向き合うことで、心を落ち着かせることができます。

面倒で難しそうかもしれませんが、やり方はとてもシンプルで、簡単なテクニックを覚えるだけでいいのです。また、瞑想のメリットはこれだけではありません。代表的なものを、以下にご紹介しましょう。

多種多様なメリット

10分間の瞑想で心を落ち着けるだけで、数多くのメリットがあります。血圧降下、血流改善、情報処理能力の向上、創造性を発揮しやすい認知環境の整備などの効果があることが分かっています。

瞑想の特に優れた点は、ストレス管理やネガティブな感情の処理をサポートしてくれることです。食に走ったり、TVや映画などの娯楽に浸ったり、SNSに没頭したりと、自己流なストレス発散をする代わりに瞑想を行えば、真の幸福感と満足感につながるクリアな思考や精神的ゆとりが手に入れられるのです。

瞑想は時間のかかるものではなく、増やしてくれるもの

瞑想は多くの点で誤解されていますが、その最たるものは、ただでさえ忙しい中で時間を割かなければならないと思われていることです。実際には、ほんの数分でもメリットがあるのに加えて、実践することで生活ペースをスローダウンできるのが、瞑想です。常に時間に追われる代わりに、呼吸や心拍が抑えられ意識が研ぎ澄まされます。自分自身や人生に意識が向けば、最終的には、価値のあるゴールや人生を充実させる活動に時間を注ぎ込むことができます。

脳を若々しく保つ

カリフォルニア大学ロサンゼルス校の最近の研究で、20年間瞑想を実践してきた者は年齢を重ねても、そうでない者と比べて灰白質の容積が大きいことがわかっています。灰白質は身体の神経系におけるシグナル伝達に関与し、その容積が大きいほど上手に歳を重ねていけるとされています。

「デフォルト状態」からの解放

特に何も考えていない時でさえ、脳はとりとめなく動いています。この時、デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)と呼ばれる基礎活動が活発に起こっており、様々な雑念があてもなく浮かんでは消える、「モンキーマインド(木の枝から枝へ騒がしく飛び回る猿に例えて)」と呼ばれる状態になります。こうなると過去や将来についてくよくよ考え込むことも多くなり、それに伴ってストレスや不安感を感じるようになります。瞑想にはDMNを鎮める効果があるため、とりとめのない思考が始まってもストップがかけやすくなるのです。

短期間で集中力を高める働き

1950年代には、1日あたりに届く広告メッセージは500件 程度でした。今では、10,000件近いメッセージが届いていると推定されています。これが現代の私たちが生きる、過度につながり合った社会です。メールやメッセージ、SNS、TV等の間で注意力は絶えず分散され、結果として集中力を維持できる時間が短くなっています。

別の研究では、わずか数週間連続して瞑想を行うことで、北米の大学院進学試験の際、集中力と記憶力が高まったとされています。瞑想の基本ルールのひとつが、ひとつの事柄・活動にきちんと意識を集中することであるのを踏まえれば、驚くにはあたりません。

スタートしてみましょう

瞑想の良さをおわかりいただけましたか? では、さっそくスタートしてみましょう。メリットを享受するには、毎日継続的に行うことが重要です。専用施設や教室に通う必要はありません。1日にほんの数分でいいのです。ガイダンス付きのセッションや、タイマーの機能があるアプリの助けを借りてもいいでしょう。ご自分にぴったりのアプリと、ご自宅やオフィス内で気の散らない静かな場所を見つけましょう。朝一番や夕方の一番遅い時間、または子どものお昼寝中など邪魔の入る可能性の低い時間帯を決めて、毎日同じ時間に行うのがお勧めです。新しい事を始める時には常にそうですが、瞑想も最初のうちは難しくフラストレーションがたまるようにさえ感じられるかもしれません。でもそれでいいのです。心の健康と幸福感を手にして、ご自分の決断に感謝する日が近い将来訪れるでしょう。